三空踏み上げ(さんくうふみあげ)とは
三空踏み上げとは、投資家の予想を遥かに超える好材料(超絶決算など)が出たことで、3連続「窓」を開けて急騰することを言うよ。
下記の記事で解説した「窓(まど)」のことを「空(くう)」とも言って、空(くう)が3回できることから「三空(さんくう)」と呼ばれているんだ。
三空踏み上げは、買いが買いを呼び加熱した状態を表すんだけど、3回「上窓」を開けて上昇が続けば、株価は反転してしまうことが多く、一旦売り抜けることが正解だとされているよ。
1つ目の窓(空)は、好材料によって新規の買いが殺到したことを表す窓。
2つ目の窓(空)は、新規の買いに加え、空売り勢の買戻し(撤退)が入って出来た窓。
3つ目の窓(空)は、空売り勢の買戻し(撤退)に加え、遅れてやってきた新規の買いによる窓。
と考えることができるんだ。
窓が3つも開いて上昇するということは「買い圧力」が非常に強い証だけど、買いたい人は一通り買った(一巡した)状況でもあり、また今度は利確組が大きな「売り圧力」に変わることから、三空踏み上げは「売りシグナル」だと言われているんだよ。
下記の様に、ローソク足4本目(4日目)が直近の天井となる可能性が高いんだ。
このチャートパターンが高値圏で現れたら、新規の空売り勢も大量に入ってくることが考えられるので、急落には気を付けてね!
欲を見ず、ほどよい価格で利益確定することがおすすめだよ!