三点童子(さんてんどうじ)とは
三点童子とは、3営業日続けて「終値」が同じ株価になることを言うよ。
同じ終値が続くことから「三点同時」とも呼ばれているんだ。
トレンドを分析する手法のひとつで、このチャートパターンが現れたときは翌営業日の寄り付き(始値)が重要になるよ。
もし、翌営業日(4日目)の寄り付きが、3日間の終値より高ければ株価は上昇し、逆に低ければ株価は下落すると言われているんだ。
これはひとつのアノマリー(経験則)とされていて、投資家が同じ考えを持っていることから、このような動きになる確率が高くなるんだよ。
もちろん、絶対じゃないけどね。
この「三点童子」は、日足チャートでも週足チャートでも使えて、また個別株でも指数(日経平均など)でも使えるよ。
ちなみに安値圏での三点童子は、底が固まってきたと考えることもできて、買いが強くなる傾向があるんだ。
安値の三点童子
上記の三点童子とは別に、安値の三点童子というものもあるよ。
安値の三点童子とはその名の通り、3営業日続けて「安値」が同じ株価になること。
3日間も同じ株価で反発しているので、その支持線は強いと考えることができ、「買いシグナル」と見なすことができるんだ。
これも確率の問題で絶対じゃないから、あくまでも「トレンドを予測する一つの指標」として取り入れてみてね!